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2016年のハイエンドスマホの行方

思い返せば2015年もさまざまな事がありましたよね…スマートフォン業界も然り。私の印象に残っているのはアップルから発売されたiPhone 6sです。iPhone 6sの性能は世界でトップクラス!高品質なスマホ向けゲームをプレイすればどれだけ性能が良いのかよく分かりますよ。なのに、端末本体が9万円前後で購入できるって凄いことだと思います。そのうえ機種変更やMNP(番号ポータビリティ)でも割引額が大きいので、実質価格は更に安くなりますよね。人気が高いのも納得です。しかし!昨年の年末、それに水を差すニュースが入ってきたのです。総務省が策定した『スマートフォンの料金負担の軽減及び端末販売の適正化に関する取組方針』をご存知でしょうか?その中に端末購入補助の見直しも含まれており、今春にはMNPを中心にして一括0円や実質0円などという値付けがなくなってしまうという。そうなってくるとiPhoneの実質価格が高くなってしまい、他の安いスマートフォン(ローエンド製品スマホや格安スマホ)のシェアが伸びていくことは想像に難くないでしょう。2016年のiPhoneのようなハイエンドスマホは、価格よりも購入する価値をユーザーに明確に伝えることがより重要になってくると思いますよ。もうすぐハイエンドスマホの生き残りをかけた戦いが始まります。どのような戦略を打ち出してくるのか、ちょっと楽しみですね。

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